【ネタバレ注意】
チソン、キム・ミンジョン、GOT7のジニョン、パク・ギュヨン出演の
ドラマ「悪魔判事」
第7回のネタバレあらすじです。
安全博士への金銭授受について問い詰めるガオン
ガオン「国民に詐欺を働いたのですか?」
ヨハン「ディティールは多少違うが大体合っている。安全博士の涙に心動かされたんだ」
ガオン「貴方は、彼にお金を渡して偽証させたんでしょう」
ヨハン「とにかく、俺がスヒョンを攻撃するような人間じゃないのは分かってもらえたか?」
ガオン「そういう事をしかねない人間だと思ってますが(←笑い)、今回はスヒョンを攻撃する必要がなかったと思ってます」
思わず笑ってしまうヨハン。
ガオン「すぐチャ・ギョンヒが賄賂について公表すると知っていたからスヒョンを攻撃する必要はない」
ヨハン「俺に獣みたいにとびかかる前にその考えがあれば良かったな」
ガオン「エリヤに手を出したら殺すと言ってた人は誰ですか?」
ヨハンに負けずやり返すガオン!
ヨハンは思わず笑ってしまいます。
この2人の会話ホントにいいなあ~。
とにかく、スヒョン事件への疑いは晴れてホッとしました。
スヒョンに手を出したらさすがのガオンも一生許さないと思いますので。
ガオンが控室に戻ると、ジンジュが悩んでいます。
ガオンが、ヨハンと一緒に財団の秘密パーティに行った事を打ち明けると
「ヨハンを尊敬していたが、今は彼の考えが分からなくなった」
とジンジュの悩みは深くなります。
向上心が高く、弱者を救いたいという思いの強いジンジュ。
ここからソナに取り込まれていきそうです…。
ソナは財団の講演会へ。
ここでソナの暗い過去が語られました。
「小さい頃母親に虐待されていた。自分が良い子になれば叩かれないと考えるようになった。12才の時ヨハン邸に行き、虐げられない為には富を持つ必要があると考えるようになった。法は決してあなた達の側にはついてくれない」
と話すソナ。
ソナも虐待の被害者だったようですね。
ソナの秘書として側で支えるフィ。
「善」という感じが書けないソナに教える所が笑えました。
フィと接する時はソナも少し人間味を見せるようです。
ソナの話は弱者である少女たちに勇気を与えたようです。
ソナは、虐待されている少女の母親を階段から突き飛ばして帰っていきました。
ソナにはソナの、弱者を救いたいという正義があるのでしょうか。
ただ、ヨハン以上に手段を選ばない恐ろしいソナです…。
「どうして私が何処に行くか分かったの?私が何処に行って誰と会っても貴方には関係ない」
エリヤがヨハンにスマホを投げつけます
スマホにGPSが入っていたから、ヨハンはエリヤとスヒョン達があっているのを見つけたのですね。
会いたがる人は大体悪い目的を持っている、と怒鳴るヨハン。
そこへガオンがやって来て、
そんな言い方をしないでエリヤへの接し方を変えるべきだと進言します。
ヨハン「俺は保護者だ」
ガオン「エリヤには貴方しかいないんですよ。正直になったらどうですか?」
ヨハン「お前はどれだけこの家にいるって言うんだ?」
ガオン「…すみませんでした」
去って行くエリヤとガオン。
取り残されるヨハン。
恋愛のツンデレは好きですが、確かにヨハンのエリヤへのツンな愛情表現は気になりますね。子供には真っ直ぐ愛を伝えないと…(誰目線)
その後、ガオンはエリヤに両親が亡くなった事を打ち明けます。
1人で家にいるのが寂しくて、どこでも寝て誰とでもいたと話すガオン。
ガオンが学生時代グレていたのは、孤独感からだったんですね。
ガオンは、境遇が似ているエリヤに共感を抱いているようです。
だからこそヨハンの態度が気になったんですね。
(この辺完全にホームドラマ)
ヨハンは悩んでAI執事に相談。
相談相手がAI執事しかいないんでしょうか…。ウケます…!
AI執事のアドヴァイスに従って「思春期の子供と対話する本」を買い、エリヤへの話し方を研究するヨハン。
外では駆け引きの天才なのに姪には不器用。
笑えます!
アドバイスに従って笑顔で会話しようとエリヤの部屋をノックするヨハン。
しかしエリアはガオンの訪問を期待していたようでつれない態度です。
やっとドアを開けてくれたと思ったら、
「ガオンの両親を殺した悪い男は今どうなってるの?」とガオンの話題。
ヨハンは「貧しい人を陥れて何人も自殺させた」と説明しますが、すぐ扉を閉じられてしまいます。
対話の道のりは長い…。
ヨハンとガオンは財団との戦いについて話します。
財団はノブリス・オブリージュを装って寄付を集めたが、夢基盤プロジェクトの実態はホームレスや貧しい人を捨てる事だと話すヨハン。
ガオン「なぜそんな危険な戦いを」
ヨハン「面白いじゃない」
ガオン「面白いですか?エリヤの事は考えていますか」
ヨハン「毎日、いつも考えているさ」
ガオン「約束して下さい。詐欺、脅迫、拉致などの手段は使わないと。詐欺で殺された両親と、スヒョンの前で。
判事は、法に則ってこそ一番力を持つのです」
ヨハン「判事は法に則ってこそ力を持つ…だって?」
いわくありげに笑うヨハン。
ガオン「次のプランは?」
ガオンは、約束が守られるなら一旦は、ヨハンの計画に協力する事にしたようです。
ヨハン「分断だ」
ヨハンは500ウォン硬貨を取り出し、表か裏か決めました。
チソンドラマの500ウォン硬貨と言えば「知ってるワイフ」
オマージュなんでしょうか?
ちょこちょこ、過去のドラマのオマージュらしき要素が出てくる悪魔判事です。
ヨハンはモグモグ作戦を決行。
ミンボの社長とサランメディアの社長にコンタクトし、相手がヨハンに協力してるように見せかけて資料を渡させます。
ひたすらモグモグして黙ってるだけで、思わせぶり感を出すヨハン。
大統領とはオンラインライブ。
ここまでのヨハン、ちゃんとガオンとの脅迫、誘拐などの汚い手段は使わないという約束を守っているんですね…!
え…尊いやん…。
6話までと違ってガオンには怒りを向けず、彼のやや青さのある言動を優しく見守るようなヨハンです。
尊い。
2人から受け取った寄付名簿をヨハン邸で黙々調べるガオン。
ヨハンとガオンが共同作業をしている…!
今までヨハンの手管を呆れながら見ているガオンという構図だったのに
なんという尊さでしょうか?
ガオンの後ろを、見守りながら通り過ぎるヨハンが息子の受験勉強を見守るお父さんみたいで
これまた尊いです。
ところで、ガオンの部屋にはデスクがないのでガオンはいつも食卓で仕事をしていますね。これもガオンの顔をできるだけ長く見ていたいというヨハンの策略でしょうかw
ガオンは調査結果を報告。
事業に必要以上の金が寄付されているのに、つじつまが合わないと話します。
結局、2人が渡してきたのは偽の資料だと話すヨハン。
やはり脅迫などの汚い手段を使わないと正しい情報は手に入らないという事なのでしょうか…。
ヨハンは、次は金をばらまいて情報を集めると話します。
ヨハンの財産を使うという事ですね。
必要なのは情報の内容ではなく数だと。
「それはまるで詐欺みたいですね」と反発するガオン。
反発するガオンを微笑みを浮かべて見ているヨハン。
ヨハン「忘れてた。君は詐欺にいやな思い出があるんだな」
ヨハン「でも少し違うだろう。自分の金で世界を救う詐欺師がいるか?」
ヨハンをじっと見送るガオン。
「自分の金で世界を救う詐欺師」
これが自分だと、ヨハンはガオンに分かってもらいたいんですね。
その夜、ガオンは昔の事を思い出します。
詐欺で亡くなった両親。
慰めてくれたのはスヒョンでした。
犯人の護送時、ナイフを見つめて思いつめるガオン
犯人はバスから降りながら笑っていました。
犯人にナイフを持って駆け寄ろうとしたガオンを止めるスヒョン。
スヒョン「あんな奴の為に貴方の人生を棒にふるの?」
ナイフを握りしめてガオンを止めたスヒョン。
スヒョンの手のひらには、今も傷跡が残っています。
夢から覚めてハっと起き上がるガオン。
改めて凄いお姫様ベッド
ガオンはスヒョンのお見舞いへ。
スヒョンの左手の傷が気になり、リンゴを向いてあげるガオンです。
ここで時計に注目。
スヒョンと会う時、
5話では自分の時計をし、6話ではコートで隠して(おそらく実際はヨハンにもらった時計をしている)いたガオンですが、7話ではスヒョンの前でもヨハンの時計をするようになりました。
徐々に、ヨハンの影響が隠し切れなくなってきたガオンを表現しているのでしょうか。
スヒョンもガオンがヨハンの家にいる事は知っているので
「この時計どうしたの?まさかカン・ヨハンにもらった?うわ~…」
という会話がなされてたかもしれませんね😅
ヨハンによる財団の財政状況の報告が始まりました。
ミンボ&サランメディアの社長から書類を受け取った画像を流し、情報提供があった事を明かすヨハン。
寄付の合計額と事業への投資額に乖離がある事を、ガオンが調査したと報告します。
ガオンが協力してくれたことを誇らしげに語るヨハン。
うちの可愛い子がやりました、的ないそいそとした様子に爆笑です。
ヨハン、良かったネ~
ガオンも今後の調査に協力するのですか?という記者の質問に、ヨハンが答えます。
まず映し出される、ガオンのファンが作ったらしきアイドル的画像。
ちょいちょい流れるガオンラブ感に爆笑。
しかしその後、ヨハンは
「彼には詐欺で両親を失った過去がある」とガオンの過去を公表してしまうのでした…!
呆然としてヨハンを見つめるガオン。
何か考えがあるようにガオンの肩を叩くヨハンですが、ガオンが納得いくわけはありません。
それにしてもさわり方がまたエロイ。
イヤそうに見てるガオンがツボってしまいました。
ガオン「僕を詐欺の道具に使ったのか?彼らと貴方と何が違う」
ヨハン「判事は法に則った時力を持つだって?これは戦争だ」
ガオン「辛くても法に従うのが判事でしょう」
ヨハン「ではおまえは、両親を殺した犯人の、弁護士が引き延ばしにしたあげくの17年の刑期に満足しているのか?」
ガオン「満足できなくてもそれがシステムだ」
ガオンも内心は裁判の結果に納得がいっていないようです…。
ヨハン「そうやって信じて生きていくつもりなのか?あ??」
ガオン「どうしてお前がそんな事を言う。お前がなぜ?!」
ガオンの過去にここまで踏み込もうとするヨハンに、ガオンは不信感を抱いているようです。
ヨハンは「お前に見せたいものがある」と告げます。
海辺をドライブデート🎵
(そんな状況ではない)
ヨハンがガオンを連れて来たのは刑務所でした。
この刑務所はチソンのドラマ「被告人」の刑務所と同じですね?
セットなんでしょうか~。
犯人とガオンを引き合わせようとしていると気づいたガオンは「ナップンシェキ(クソ野郎)」と言って立ち去ろうとします。
ガオンのヨハンへの不信感はMAXになっているようです。
引き留めるヨハン。
犯人のド・ヨンチュンが現れますが…
ガオンは犯人の顔を思い出します。
ガオン「違う、この人じゃない。あいつの顔を忘れた事は1日もなかった!」
しかし、刑務官は確かにこの人がド・ヨンチュンであると伝えます。
どうやら、真犯人のド・ヨンチュンは金と権力の力で身代わりを収監させて実刑を逃れたという事のようです。
呆然とするガオンを外に連れて行くヨハン。
ヨハン「これがシステムだ。システムは権力の前には無力なんだ」
自分が信じていた法というシステムの無力さを悟ったガオン。
ド・ヨンチュンが両親の死のつぐないをしていなかったと悟り、呆然としてしまいます。
これが現実だ、というように黙って手を広げてみせるヨハン。
怒りと悲しみをどう処理していいか分からず苦しむガオン。
そんなガオンをヨハンはじっと見つめます。
地面に突っ伏して泣くガオンをじっと見守るヨハン。
まるで、自分自身が通ってきた道を静かに見つめるように…。
ヨハン自身も、こうして無力さを何度も噛みしめてここまでやって来たのでしょう。
あの火事の日のように…。
自分が信じてきたものが崩壊してしまったガオン。
彼はこれからどんな道を選択するのでしょうか?
ディストピアでいかに裁判が無力化してるか、ここまで敢えて詳しく語られてなかったと思うのですが。
他でもないガオンの両親の事件を通して、視聴者がディストピアの意味を思い知るという展開がズッシリと来ました。
一方ソナは、ソ・チョンハク理事長に罪を被せることに。
あちこちでセクハラしていたソ・チョンハクは、ソナが若い頃どこにも行くところのない彼女を暴行したとソナは語ります。
「なぜあんな事をしたの?」
と聞きながら、ソナは彼を刺殺!
なぜこんなセクハラ男を利用しているのか疑問でしたが、こうして利用して殺すのがソナの復讐だったのでしょうか。
やはりソナは、ヨハン同様弱者を踏みにじる者への深い恨みと復讐心を持っているようです。
しかしヨハン以上に手段を選ばないのが彼女の恐ろしい所…!
そしてソナは、ついに財団の理事長として表舞台に立つことになったのでした。
第7回まで見ての感想
イサクを失って遺産を相続したヨハンは、私財を投じて権力者を成敗し、自分の正義を貫こうとしているのかなと思いました。
イサクの意思を本当の意味で実現させる為に。
そんな顛末があったから、ヨハンはイサクと同じ顔をしたガオンには、自分がしようとしている事を理解してほしいんですね。
そんな思いを第7回のヨハンから感じました。
ガオン…果たしてヨハンを理解してくれるんでしょうか?