【ネタバレ注意】
チソン、キム・ミンジョン、GOT7のジニョン、パク・ギュヨン出演の
ドラマ「悪魔判事」
第16回最終話のネタバレあらすじです。
ヨハンが逮捕されて行った後、屋敷に残されたエリヤとガオン
「全部僕のせいだ。僕がバカみたいに騙されて、ヨハンがスヒョンを殺したと申告した。どうにかして僕がやる。僕が、ヨハンが戻れるように命と代えてもやるから」
「どうしてヨハンを通報したの?どうして…」
「ごめん、エリヤ…」
15話が「僕は死のうと思った」というセリフで終わったので、しばらくガオンの鬱描写なのかなと思いきや、すぐ持ち直して良かったです。
ちょっと切り替え早すぎる気もしましたが、やる事いっぱいなので巻いていきましょう…!
そして、ここからヨハンを助ける為にガオンの感動の大活躍が始まります。
警察と相談するガオン。
スヒョン殺害は財団とチョンソナが犯人だと話しますが、証拠がないと動けないと言う刑事。
「僕がカンヨハンを陥れたんです、僕を逮捕して下さい!」
と腕を差し出すガオン。
このとっさの仕草で、ガオンの必死さが伝わって来ました。
ガオンは職務怠慢を公表すると脅しますが、メディアは全部抑えられてますよ、と返事して刑事は去って行きます…。
一方ヨハンは刑務所へ。
ドラマ内で2年ぶり4回目の刑務所入りのチソン氏。
チソンドラマは刑務所多すぎですね~。
しかも、今回は仮想の韓国という事で囚人服がいつもと違う!
紺色もとっても似合います~。
なんて事で盛り上がってしまうのがチソンファン。
竹槍が暴れています。
まさかこんなところで再会するとは…ですね。
まさに「自分が刑務所に入れたゴミみたいな奴ら」と同じ釜の飯を食うはめとなったヨハンです。
ガオンは、ジョンホを訪れスヒョンを殺したのか?と問い詰めます。
まさかソナがスヒョンを殺すことまでするとは思わなかった、と弁明するジョンホ。
さすがに、ジョンホがスヒョン殺害に関わっているって事はないですよね。
そこまでしていたら本当に絶望です…。
しかし、ソナを問い詰めに行ったジョンホは、カンヨハンを止める為と言われて懐柔されていたのでした。
「カンヨハンを止める為誰かが怪物にならなければ」とヨハンと似たような事を言うジョンホ。
皆が自分の正義や欲望の為に暴力を振りかざしている状態です。
この辺りにも、作家の伝えたいテーマが現れているんでしょうね。
ガオンはジョンホの胸ぐらを掴みますが…
警備員に引きずり出されてしまいます。
次にガオンは、ヨハン邸でコ弁護士と相談。
ヨハンがいなくても、ガオンがヨハンの為にコ弁護士に来てもらっている事に感動してしまいました…!
「カン判事を殺人犯にするとは…」
呆れた様子のコ弁護士。まぁ呆れますよね…。
「図々しいですが一度だけ助けて下さい。部長を助けるために協力が必要です」
「さあ…これ以上キム判事を信じていいのか」
「時間がないんです。裁判の前に財団が部長を殺す場合も。何をするかわかりません」
身を乗り出して一生懸命頼むガオン(涙)
自分のせいで囚われてしまったヨハンの為に一生懸命です…!(涙)
「唯一の方法は大きな事件を暴露して動けなくする事です。夢の村の強制収容所の内部を暴露します」
「それは不可能です。軍隊が警備しています」
「僕一人でいけます。入るのを助けて下さい」
コ弁護士
「メディアやSNSは封じられているから公表する術がない。今は自由国家ではありません」
ガオン
「一つだけ方法があります。一回だけ助けて下さい」
エリヤが起きると、枕元にガオンの手紙が置いてありました。
「エリヤ、話さないといけないことがある。
こないだ、教会で働いていた人に会った。
あの火事は電線が古くなっていて、配電盤から出火したんだ。誰も悪くない、単純な事故。
でもヨハンは、君がヨハンの事を疑うように仕向けた。寄付の取り消し書を作って君が見つけられる所に置いた。それは、君が両親を失って辛かったからだ。ご飯も食べず、夜の眠れなかったから。だからヨハンは、ヨハンを憎む事で君に生きて欲しかったんだ。だからエリヤ、君がヨハンを誤解してるのは君のせいじゃない。ヨハンが自分でやった事だ。自分を責めないで、エリヤ。
また会った時、優しくしてあげて。ヨハンは君の側に必ず戻って来る。長くはかからない、僕が約束するから。
だからちょっとでも食べて。ヨハンが戻って来た時、君が元気じゃなくてどうする?」
ヨハンの机に座ってエリヤへの手紙を書くガオン。
今ここにはいないヨハンの代わりに、エリヤを守ろうとしているガオンに感動してしまいます。
エリヤに真実を知られない為の優しい嘘の手紙。
ガオンの優しさが伝わって来ますね。
「だからヨハンは、ヨハンを憎む事で君に生きて欲しかったんだ。」
この部分は、14話でヨハンがガオンに言った事を思い出して書いたのかなと思いました。
ヨハン、エリヤ、ガオン。
みんな自分の大切な人を失った傷を抱えた者同士なんですね。
この三人が幸せになれるようにと、祈らずにいられません。
ガオンが用意してくれた食事を食べるエリヤ。
そしてガオンは…
ヨハン邸を去って行きました…。
12話でヨハン邸を出てから、ちょくちょく訪れる事はあっても、結局ヨハン邸に落ち着く事はなかったガオン。
12話までの楽しい日々は、もう戻らない思い出なのでしょうか。
前に進まないといけない事は分かっているのですが、あまりにも輝いていたので名残惜しくて泣きそうです。
どうか未来に、また三人が家族になれる日が来ますように…!
一方、刑務所のヨハンは
ガオンのナイフを止めた傷をじっと見つめていました。
もはやガオンがつけた傷さえも愛しい
という状態でしょうか。
あれっきり会えていないガオンと同じ時間を過ごしていたという唯一の証…。
せ、切ない(涙)
そこに襲い掛かって来る竹槍!
やっぱりヨハンの方が強いです。
結局、因縁の竹槍とのシーンはこれで終わりでした。
一応一通りの刑は受けているみたいですが、あれだけ色んな事があったのに何となく中途半端だったかな?
一方ガオンは…
段ボールで侵入大作戦を決行!
か、可愛すぎる。
悪魔判事の弟子の怒涛の猛攻が始まります!!!
夢の村の病院は、臨床実験場になっていました。
しかも臨床実験が終わったら臓器販売をすると話すホジュンセたち。
あまりに酷い話です…。
会長2人もホジュンセの側について、ソナを排除しようとする相談をします。
ホジュンセたちの会話をしっかり録音するガオン。
これが、のちのちヨハンの対財団最終戦の切り札となるのです…!
自分の過ちを挽回するため、たった一人で危険を冒して告発材料を取りに行くガオンに
感動でした(涙)
悪魔Lv1だったのにこんなに立派になって…
この立派な姿をヨハンに見せてあげたい。
そしてガオンは…
病院に収容されていたチーム・ヨハンの女優を発見。
女優を運び出すのを、看護師の一人が手伝ってくれました。
「内部にもおかしいと思っている人間はいる。脱出して告発してほしい」とガオンに思いを託す看護師。
ソナは夢の村の病院に行き、講演会で知り合った少女が収容されているのを見つけます。
ソナ自身は病院で何が行われているか知らなかったようですが…強制収容所を作った時点で彼女たちに危険が及ぶ事は分かっていたと思うんですがね…。
メディアが遮断されている中、決死の作戦で告発しようとしているガオン。
そこに、カンヨハンが刑務所で死亡したというニュースが流れます。
静かに絶望を噛みしめるガオン。
スヒョンの時とは反対の、静かな表現が印象的でした。
助けようとしていたヨハンは死んでしまった…。
それでも、あの惨状を見てしまった以上、告発はもうガオンだけの問題ではないんですね。
ヨハンがいなくなっても、ガオンはやり遂げなければいけないのです(涙)
ソナもこのニュースを聞いてショックを受けます。
歪み切っている彼女ですが、やはりヨハンを愛しているようです。
ヨハンの死を喜ぶ財団メンバー。
そこに、サランメディアの会長が法廷でパーティーしようと誘います。
実は、これがヨハンの罠だったんですね。
ちょっと無理やりな感じがしましたが、ホジュンセたちはヨハンの舞台を自分たちの好きに使うというプランが気に入ったようです。
そして、三人はソナを排除するため、ソナも誘う事にします。
「女性大統領に」と電話でおだてられて警戒したソナは、拳銃を用意。
チェヒとの会話はこれが最後でしたね…。
彼女は最終回後どうしたのでしょうか。
ジョンホの最高裁長官就任式当日。
ジンジュに頼んでジョンホを以前の執務室に連れてきてもらったガオンは、待ち伏せしてジョンホを縛り上げます。
「一緒に逝きましょう、教授」
なんと、ガオンは爆弾を背負っていたのです。
報道されるよう、ジョンホとガオンの自爆の後で夢基盤事業の告発メールが届くようにしてあるというのです。
「命と引き換えにしてもヨハンを助ける」とエリヤに約束したガオン。
メディアが遮断された窮状を、自分の命と引き換えに突破しようとしたんですね。
これが、ヨハンを陥れてしまったガオンの精一杯の償いなのでしょうか(涙)
黒パーカーでジョンホを容赦なく痛めつける様子はヨハンが乗り移ったみたいでした。
ヨハン、悪魔判事の弟子は立派に任務を果たしています!(涙)
爆弾が後数秒になり、ガオンが観念した時…
死んだと思っていたヨハンが登場!
爆弾のスイッチをやさ~しくエレガントに止めてくれたのです!
ヒロインの危機に間一髪で登場するナイトですか?
カッコ良すぎるーーーー❤❤❤❤❤
「部長」
涙目でヨハンを抱きしめるガオン!
「生きてたんですね。あぁ、良かった、良かったです」
ガオンと抱き合えた喜びをかみしめているっぽいヨハンw
しかもガオンから抱きしめてくれたなんてねぇ~
「どうなってるんです?」
ヨハンは刑務所での事を回想します。
所長にイビられていたヨハンですが…
所長のバハマの隠し財産をヨハンが握っている事を告げると、所長は服従します。
おまえの特技である囚人の入れ替えを24時間だけやれと命じるヨハン。
ト・ヨンチュンを入れ替えた所長だったんですね。
そして、8話の「入れ替えでもなんでもやる」というセリフがここで回収されるとは思いませんでした!
その後ヨハンは財団の刺客に襲われますが、所長は見てみぬふり。
怒ったヨハンは、代わりの死体ができたから自分を出すように命令します。
怒りを買った所長の財産は、ヨハンによってあちこちに寄付されてしまいました。
ヨハンの脱獄を助けてくれたのはコ弁護士でした。
「ごめんなさい、キム判事を信じ切れなくて」
とコ弁護士。
哀しい状態のガオンですが、一回やらかしているのでしょうがないですね…。
ジョンホの始末は自分にまかせてほしい、とガオン。
法廷では財団メンバーたちのパーティが行われていましたが…
そこにヨハンの映像が流れます。
最初は過去の映像だったと思っていたメンバーは、ヨハンが返事をしてビックリ。
メディアを遮断してもDIKEアプリは生きていた。最後の裁判を始めましょう、とヨハン。
(ちょっと穴がありすぎる気がしますが…スルーしましょう)
放映はディレクターが手伝ってくれました!
最後にディレクターの活躍があって胸アツです。
夢の村の病院での映像を流すヨハン。
ガオンが決死の覚悟で撮ってきた映像が、ヨハンの最後の裁判の証拠になったのですね。
さすが
ヨハンの右側の大切な付添人、キムガオン!@2話
二人の協業で成し遂げられている事に、涙涙です。
(ジンジュもジョンホをおびき寄せるのに一役買ってくれました)
さらにヨハンは、Kとスヒョンを殺したソナを告発。
残ったガオンは、ジョンホの縄をほどきます。
「行って…一生地獄で生きろ。歴史に名前が残るだろう」
去っていくジョンホ…。
ん?ちょっとよく分からなかったのですが、ジョンホも国民裁判の判決の対象ですよね…?このまま無罪放免ではないですよね。
ひとまず、ガオンの復讐は決着がついたという形でしょうか。
法廷に爆弾を仕掛けてあり、ホジュンセの得票数と同じ1000万票が集まると爆発すると告げるヨハン。
票が集まっていきます。
「舞台へ」
と言って、ヨハンは法廷へと現れます。
手元には爆弾が…。
「一度でも動けば爆発します」
と財団メンバーを牽制するヨハン。
「国民の皆さん。病院の映像は、キムガオン判事が命を懸けて撮影しました。
全てが終わった後で、キム判事が全ての真実を証言します。
ここにいる悪人は、私と一緒に地獄へ行くでしょう」
ヨハンの言葉を聞き、慌てて法廷に向かうガオン。
動揺するメンバーの中、ソナだけは裁判長席で混乱を静かに見下ろしています。
ミンボの会長が、ヨハンに脅されてメンバーをここに集めた事が判明。
ヨハンが扉を開けて、先着一名だけ助けると告げると財団メンバーたちは醜く争い出します。
ヨハンは聖堂の火事の時の事を思い出していました。
イサクたちを犠牲にして我先に出ていったメンバーたち。
あの時と同じ状況を作り、今度は財団メンバーを葬り去りたかったんですね。
「兄さん…」
呟くヨハン。
「私は大統領だ!私を助けろ!」
ホジュンセが暴れているとソナがゆっくりと動き出し
ホジュンセを殺害。
講演会で知り合った少女を苦しめ、自分を排除しようとしたホジュンセへの復讐でしょうか。
混乱した場面にそぐわないソナの優雅な仕草とドレスがとっても印象的でした。
音楽も…。
そしてソナはヨハンに拳銃を向けます。
「結局はおまえか。一緒に逝こう、ソナヤ」
ソナヤ、とソナを呼んだヨハン。
一生彼女に見返りを与えなかったヨハンですが、これがせめてものソナへの哀れみなのでしょうか…。
「ごきげんよう、お坊ちゃん」
自らに拳銃を向けるソナ。
ソナは、お屋敷でお皿を盗もうとして割ってしまったソナを助けてくれたヨハンを思い出していました。
「大丈夫だ、ソナ。大丈夫だ」
悪い事をしたのに手を差し伸べてくれたヨハン。
おそらく、虐げられて育ったソナにとって、初めて優しくしてくれたのがヨハンだったのでしょう。
ソナがヨハンに執着する理由も分かる気がしました。
「知ってる?私は本当にお坊ちゃんが好きだった」
沢山の人間を犠牲にしたソナの哀しい最後でした。
ヨハンがソナを愛してくれたら…ソナは、こんな風にならず平凡な女性として幸せになれたのでしょうか?
ソナは気を引く為にヨハンの大事なものを盗んで壊し続け、それが許せないヨハンはソナに報復し続ける。
幼い頃愛情に恵まれず、愛し方を知らない者同士では、残念ながら愛し合う事はできなかったのかもしれません。
ヨハンにはエリヤやガオンがいたけれど、ソナにはついに愛してくれる人は現れませんでした…。
倒れたソナを見下ろすヨハン。
最後くらいソナに近寄ったりする描写があるかなと思いましたが、それもありませんでした。
一体ヨハンは何を思っていたのでしょうか。
ガオンが法廷に行くと、倒れている財団メンバーたち。
「部長、ダメです」
「エリヤを一人にするんですか?こんなゴミみたいな奴らと?」
「仕方がない。舞台が終わったら役者は消える」
ガオンの手をそっと払うヨハン。
「…僕も一緒に行きます」
この一言を聞いた瞬間、涙が止まらなくなってしまいました。(思い出すだけで泣ける)
今まで何度もヨハンのやり方に反発してきたガオン。
でも、これが本当に最後のシーンだろうし、ヨハンを止められないと悟ったガオンは何を言うんだろうか?
お願いだからヨハンが哀しくなるような事は言わないでほしい…。
例えそれが間違っていることだとしても。
祈るような気持ちで待っていたら、それこそ死んでもいいと思える一言でした。
だってこれって「貴方と一緒に死にます」って意味なんだもんね…。
15話で互いに「貴方に殺されてもいい」からの「貴方と一緒に死にます」
お互いを思いながらすれ違っていた気持ちが、ついに通じ合った瞬間なんだと思いました。
この一言をガオンが口にする為に、ここまでの二人の葛藤があったんだなあ…。
16話では「一緒に逝こう」というセリフがこの前に2回出てきます。
1回目はガオン→ジョンホ
2回目はヨハン→ソナ
それぞれ、仇との相討ちを覚悟してのセリフですね。
でも3回目で、やっと愛する相手と一緒に逝こうというセリフが出てきた。
憎んでいた財団メンバーと相討ちしようとするヨハンを見て、ガオンはジョンホとの自爆を選ばざるを得なかった自分のやり切れなさを思い出したんだと思います。
誰だって、進んで憎む相手と死にたいとは思わない…。
だからヨハンの死を、愛する相手との死の旅に変えてあげたかったんじゃないでしょうか。
自分の命を投げ出して…。
ヨハンがいなくなってしまったら、もうガオンには大事なものは何も残っていないんですものね。
究極の愛ですよ。
涙が止まりません!!
見つめ合う2人。
この言葉を聞いた時、ヨハンは死ぬほど嬉しかったと思う。
ずっと恋焦がれていたガオンが、自分の罪を容認してくれるだけじゃなく、一緒に「怪物」になって死のうって言ってくれたんだもん…。
怪物になる事をあんなに恐れ拒否していたガオンが。
良かったね、ヨハン…。
今こそ心から言える。良かったね…。
ここからがまた感動的なんですよね。
ガオンの愛も尊いけど、ヨハンの愛も更に大きいんです。
「君は英雄になるんだ
悪魔は俺ひとりでいい」
愛する者は助けて1人で死のうとする…
カッコよすぎかよ…カッコいい…
ヨハンを見つめるこのガオンの視線がまたグッとくる…
そしてヨハンはガオンだけを扉の外へ突き飛ばし
(今回も吹っ飛ばされるガオン!今まで何回吹っ飛ばされてきたんだろ)
「部長、部長!!!」
「部長!カンヨハン!」
自爆スイッチを押すヨハン
崩れていく法廷
「カン・ヨハンーーーーーーーーー!!」
愛が通じあった直後に爆発に巻き込まれる恋人…
こういうの弱いで号泣でした。
ヨハンはガオンにも悪魔になってほしいんだと思ってたんですが(8話のバディを組むあたり)状況が悪くなって、追いつめられたヨハンは殺人という一線を越えないといけなくなってしまった。
でも、その一線を拒むガオンの意思を尊重して、ガオンだけはこっち側に来なくても済むよう、守り続けてたのだと思いました。
ト・ヨンチュン。ヨハン。ジョンホ。
ガオンは何度となく仇を自分の手で殺そうとしてきたけど、そのたびにヨハンが止めてくれたんですよね…。(にしても回数多い…自分の事になると見境ないガオン)
そして今回も、自分の敵討ちのためにガオンの手が汚れる事は望まなかった。
もうさ、
ヨハンの為に死ぬっていうガオンも
ガオンだけは守るヨハンも
どっちも尊すぎて言葉がでない。
そしてこういう命と信念をかけた愛の描き方は、やっぱりブロマンスならではなんじゃないかと思いました。
素晴らしいものを見せて頂いた。
1人生還したガオンはヨハンの家へ…。
空っぽになったクローゼット…。
ヨハンに覗かれてたドキドキお着換え(感動台なしコメント)
空っぽのベッド…。
ここも号泣でしたね…。
まるで恋人がいなくなった家を歩いているような…というか、
もう恋人と言っていいですよね。
「一緒に行きます」という言葉を告げた瞬間、2人の思いは通じ合ったのだから…。
ヨハンが作ったトランプタワーを見つけたガオンは、思いがけない物を発見します。
避難経路や爆弾の位置を記した設計図。
「掃除は終わった。お前がやる事があるだろう」
これはヨハンからガオンへのメッセージなのでしょうか?
そこに乳母が現れて、ヨハンが爆発後に家に訪れた事を教えてもらいます。
家に帰ってきたヨハンは乳母とハグ。
「お坊ちゃん、生きてらしたんですか?」
「エリヤは部屋か?」
抱き合う2人。
「心配するな、大丈夫だ。もう安全な所に行こう。どこか見てみるか?」
「スイスの病院だ。お前が歩けるようになる方法を探して寄付してきた」
涙ぐむ乳母。
「ここに行くか?2人で?」
二人が再会できて、そして幸せに暮らしていけそうで良かったです…!
「生きてたんですね。あぁ、良かった…」
ホっとするガオン。
乳母は退職金として、健康にいい物を売る店をもらったそうです。
ヨハンの退職金太っ腹すぎ…!
地元に帰るというジンジュとガオンは握手。
そしてガオンは、新政権の「カンヨハン事件克服のための司法改革公聴会」に出席します。
英雄として迎えられたガオン。
「不名誉な事件ですか?カンヨハンは英雄ではありませんが、単純な犯罪者でもありません。人々がだまされやすいからカンヨハンに熱狂したと思ってらっしゃいますか?」
ガオンの質問をスルーして、裁判長の選び方や、ガオンを国民裁判部の裁判長にすべきと議論する政治家たち。
「こういう時間に、我々がやるべき事をすべきじゃないですか。
我々は主権者である国民から委任された人間です。血の涙を流す人がいないように、そして人に血の涙を流させる犯罪者を適切に処罰する。それが我々の仕事じゃないですか?」
「我々が仕事をしないと人々は苦しみ、その苦しみが怪物を作ります。
人々の怒りには理由があるんです。」
ガオンの手首にはヨハンからもらった時計が…
ヨハンと一緒にいる気持ちで勇気をもらっているのでしょうか。
また同じ時間を過ごしている気持ちで…。
泣ける~~~~!
「素晴らしい話です」と笑いながら、ガオンの話は流され議論が進んでいく。
若輩者が会議で理想論を唱えた所で、長年の組織が変わるはずもなく。
ヨハンのように地位と権力を手に入れる所から始めるしかないのですね…。
「同じだ。変わったものは何もない。僕は何ができるんだろうか?
ヨハンを必要としない世界の為に」
絶望感を感じるガオン。
そこに伸びてくる手。
椅子の触り方がまたいつも通りえっろいですね。
このセクシーすぎる手は紛れもなく!!
「うまくやれ。そうじゃなかったらまた戻って来るぞ」
振り返ると、去って行く人影。
(ここから医師ヨハン2話のオマージュですかね~)
慌てて追いかけるガオン。
韓ドラ恒例、空港で恋人を探すヒロイン的
見上げるとヨハンらしい人影が…
階段を駆け上がっていくガオン
そしてヨハンを見つけ…
二人は再会します。
けれど言葉は交わさず、視線で語り合う2人。
(距離遠いな…近づかないのかな…)
↑見てる時の本音
言葉は交わさなくても、2人の視線から積み重なった思いが伝わって来ました。
そしてヨハンは背中を向け、颯爽と去って行きました…
泣きそうな笑顔で見送るガオン
悪魔判事・完
最終回総括
いろいろ一気に解決してスッキリした最終回でした。
ヨハンは財団メンバーを葬る為に一線を越えてしまい、死んだ事になっている。
それは、作家による「己の正義の為に一線を越えてはいけない」というメッセージなんだと思います。
でもドラマですから、ダークヒーローは実は生き残っていてどこかで幸せに暮らすんですね。
作家の信念の逆に進んでいくヨハン、そしてそれを止めようとするガオン。この部分をどう決着つけるのか見守っていたのですが、ヨハンが社会的死を迎えた事で、納得の行く終わり方だったと思います。
そして、最後にガオンが自分の信念を曲げてでも愛を選んだのも、私にとって満足の行く展開でした。
とっても。
ですが、やっぱりブロマンス的には最後側に駆け寄っていちゃつく2人が見たかったですし、スイスで幸せに暮らすヨハン&エリヤ、そしてそこにガオンが加わる姿が見たかったというのが本音です。
というわけで、悪魔判事の二次創作も書いているので興味がある方は
下のリンクから遊びにいらしてください!
✍️ヨハガオ二次創作ブログ
最終回後、ヨハン、ガオン、エリヤがスイスで再会するお話も載せてあります。
大人の方限定です。
PWがあるので、入力して入室下さい。