ヨムジョンア＆チソンの韓国ドラマ「ロイヤルファミリー」
#17から、チソン演じるジフンの気になったセリフを訳してみました。
#17 オム執事に託された監視カメラ映像を見たジフン
그래 김 여사
そうだ、キム女史
내가 끝내줄게
俺が終わらせてあげる
이 미치는 폭주를
このどうかしてる暴走を
내가 끝내줄게…
俺が終わらせてあげる…
インスクはジョニーを殺していないと確信し、心に誓うのでした。
#17 そしてオム執事の墓前で出会った2人
이젠 당신은 나를 믿을줄 차례야.
今度は貴女に俺を信じてもらう番だ。
당신의 무죄인정 그것 내가 하겠다고.
貴方の無罪証明、これを俺がやりますから。
제발 그만 좀 해.
頼むからそのくらいにして。
내 인생에서 비겨 달라고 했잖아.
私の人生からどいてほしいと言ったじゃない。
뭔가로 찾을 때까지 내가 김 여사를 정 통치하겠어요.
何なのか見つけるまで俺がキム女史を管理する。
아무튼 1발짝 탈 때마다 나한테 보고야.
とにかく1歩動くごとに俺に報告して。
커피를 마시러 갈 때
コーヒーを飲みに行く時
택시를 탈 때
タクシーに乗る時
김 여사가 좋아하는 떡볶이를 먹으러 갈 때
キム女史が好きなトッポギを食べに行く時
하다못해 화장실에 갈 때도
仕方なくトイレに行く時も
나한테 보고야.
俺に報告して。
지훈아,너 할 만큼 했어
ジフナ、貴方はやれるだけのことはやったの。
이만하는 믿겠다는 의사 충분히 보여 준거야.
このくらいで信じるという意思は十分に見せてくれたわ。
어머니가 너한테 무엇을 따시지 몰라.
お義母さまが貴方から何を奪うか分からない。
이번해 살인용의자가 아니라…
今度は殺人容疑者じゃなくて…
힘 빠진 소리 그만 하시고
力の抜けた声で言うのはやめて
보고 의무나 충실히 하시져.
報告義務をちゃんとして下さい。
#17 社長室で、真実を話してほしいと迫るジフン
그만 감추라고
こんなに隠すなんて
당신이 다른 모습 이제 나한테 똑바로 보인단 말이야.
貴方の違う姿がもう俺にもまっすぐ見えてるんですよ。
이해하든 못든 이제 그만 내 묵시야.
理解できるかできないかはもう俺の黙示だ。
이해못할 거야.
理解できないわ
이해할 수 없는 일이 꼭.
理解できない事なのよ絶対
제발 부탁헤오.
どうかお願いだ。
안 그러면 죽을것 같대 내가.
そうしないと死にそうなんだ 俺が。
내가 당신한테 던지는 것 죽이겠단 구도야.
俺が貴方になげた物が俺を殺すという構図だ
그 들어 내 심장을 쩌개 버린것 같아거
それが入って俺の心臓を割いてしまったようで。
지훈아…,더 왜 이렇게 잔인해게.
ジフナ…どうしてこんなに残忍なの。
그 돌을, 그것 그냥 나한테 던져 보려.
その石を、それをそのまま私に投げてみて。
제발 아주 편하게 줄래.
どうか本当に楽にして。
#15～#17の気になるシーン
ジフンがいかにインスクを愛しているか、思い知らされるばかりのヒョンジン。
このシーンは特に切なかったです。
インスクの全てを知ってもなお、ジフンは彼女を「可哀想な人」と表現する。
母親を苦しめる悪女に心を奪われているジフンが、ヒョンジンは憎らしくてたまらないでしょう。それでもジフンへの恋心を捨てられず、母親の魔の手から逃がそうとするのが最後まで切ないです。
この場面ではオム執事のインスクへの複雑な想いに胸が締め付けられました。
オム執事も、インスクが殺していないと100%確信できているわけではないのですね。もし殺していても、それは不幸な生い立ち故なんだと…必死でインスクをかばい、ジフンに弁護を託していったのでした。
オム執事の為にも、ジフンはもうこの使命をやり遂げるしかないのです。
オム執事を失ったインスクは、ジフンを危険から遠ざける為わざと冷淡な言葉を投げつけます。
自分もジフンも傷つける言葉の数々が哀しい…。
「あなたがJKに来なければ」
この言葉が一番辛く感じました。
きっとジフン自身も、何回もその事を思い返していただろうに…。
インスクの全てを受け止めようと、じっと見守るジフン。
ジフンの果てしない優しさに涙が止まりません…！
그래 김 여사
そうだ、キム女史
내가 끝내줄게
俺が終わらせてあげる
이 미치는 폭주를
このどうかしてる暴走を
내가 끝내줄게…
俺が終わらせてあげる…
11話の「カッコ良く終わらせてあげる」を思い出すセリフでした。
理想とは違う形であれ…ジフンはいつもインスクのために、最善の終わらせ方を考えて力を尽くしてくれるのです。
そんなジフンの愛が、あの時からずっと変わらない事が分かって泣けてしまいます…。
濡れたジフンのカッコ良さが危険信号！！！！！！！
（水道は大切に…）
このシーンのジフン、いつにも増してカッコ良さが際立ってるんですが一体どうしちゃったんでしょうか。
必ずインスクを助けるという固い決意が彼を輝かせているのでしょうか。
カッコ良すぎる…！！！
커피를 마시러 갈 때
コーヒーを飲みに行く時
택시를 탈 때
タクシーに乗る時
김 여사가 좋아하는 떡볶이를 먹으러 갈 때
キム女史が好きなトッポギを食べに行く時
하다못해 화장실에 갈 때도
仕方なくトイレに行く時も
나한테 보고야.
俺に報告して。
そして始まる、ジフンによるインスクの甘～い管理💕
トイレに行く時も報告しないといけないのね…それは大変だわ～！
なんて見てる方のトキメキは我関せず、ジフンの言うことは全く聞かず黙ってスネオンマを助けに行くインスクなのでした。
お互いにお互いの忠告を無視し合ってる2人。
相手を思うが故の発言なのに、互いの思いは汲み取らず独断で相手を助けようとする。この、頑固者同士の愛のすれ違いがこの2人らしさでしょうか。
そして「キム女史が好きなトッポギ」というフレーズが気になる私です。
この2人、一緒に食事するシーンが全く出てこないのですが、インスクの好物を知ってるという事は奉仕先などで一緒に食べたのかなあ？と妄想しました。
一緒にトッポギ食べてる2人を想像するだけで幸せな気分になれます…フフ。
話が逸れますが、このドラマJKの面々が食事する場面が全く出てこない一方、ジフンと友だちが食事する場面は良く出てきます。
食事すら一緒に取らないJKの冷たさと、ジフンの周りの人々の血の通った人間味の対比を表現しているのかもしれません。
インスクとジフンが仲良く食事する場面も一度くらいは見てみたかったです。
近いようで遠くてどこか現実的ではない。
そんな2人の距離感を示しているのでしょうか…。
힘 빠진 소리 그만 하시고
力の抜けた声で言うのはやめて
보고 의무나 충실히 하시져.
報告義務をちゃんとして下さい。
インスクの言い分を一通り聞いた後のセリフが、いかにもジフンでニヤニヤでした。
今のジフンには、インスクが何か言っても子犬が吠えてるくらいにしか聞こえないようです。
この言葉を聞いたインスクの「え…」という表情もニヤニヤできます。
インスクをじっと見つめるこの眼差しがたまりません…！！
もうつべこべ言わずこの辺でキスすればいいのに。
제발 부탁헤오.
どうかお願いだ。
안 그러면 죽을것 같대 내가.
そうしないと死にそうなんだ 俺が。
내가 당신한테 던지는 것 죽이겠단 구도야.
俺が貴方になげた物が俺を殺すという構図だ
그 들어 내 심장을 쩌개 버린것 같아거
それが入って俺の心臓を割いてしまったようで。
悲痛な魂の叫びが聞こえてくるセリフです。
原語の方が、ジフンの苦しみの理由がより感じられるようになっています。検事として、罪人に容赦なく法の石を投げてきたジフン。けれどそれを愛する人に投げようとした時、その石はジフン自身の胸を引き裂こうとしているのです。
聞いているこちらの胸まで押しつぶされそうです…。
지훈아…,더 왜 이렇게 잔인해게.
ジフナ…どうしてこんなに残忍なの。
그 돌을, 그것 그냥 나한테 던져 보려.
その石を、それをそのまま私に投げてみて。
제발 아주 편하게 줄래.
どうか本当に楽にして。
いっそジフンに罵られて罰を受けたいと思っているインスクには
ジフンの優しさが残酷に感じられるのでした。
#18話冒頭
もしかしたらこれが、ジフンとインスクが会長の魔の手から逃れる最後のチャンスだったのでしょうか。
インスクが会長の座を諦める事ができれば、2人はヒョンジンの助けを借りて逃げる事が出来たかもしれません。
それでも…何を犠牲にしても会長にならないと、インスクは自らの人生の傷を埋める事ができなかったのでしょうか…。
無事戻ってこれたインスクを怒るジフンがまた素敵。
勝手にいなくなった事への怒りと、無事でよかったという安堵が入り混じった表情がたまりません。
ジフンの切り札のお陰で、会長の座を手に入れたインスク。
物語は最終章へと向かっていきます。
