悪魔判事:シナリオBOOK解説1-4話
韓国で発売された悪魔判事のシナリオBOOKを入手しました!
面白かった情報や、本編ではカット・変更されていた箇所をかいつまんでご紹介します。
舞台設定、人物年齢
設定は2025年。
近未来だったんですね。
ヨハン 40才
ガオン 29才
ソナ 40才
スヒョン 29才
ヨハンとガオンは11才差だったのですね〜。
チソンの実年齢より若いので、私が想像してたより歳の差なかったです。
全然大丈夫ですね!(何が)
そして、ヨハンとソナは同い年だったんですね。
スヒョンとガオンは同級生なので同い年です。
そういえば、ソナはちゃんと学校に通っていたんだろうか…。
キムガオン人物紹介から
・裁判中、カンヨハンをガン見する顔で作ったブロマイドがFCで人気。キャッチフレーズは「反対だオン!」
・線の細い美少年
何だか設定からすでに妄想臭が漂っていて笑うしかない…。
実際に配役されたジニョンは結構鍛えてるので線が細いってわけではないですけど、顔立ちの雰囲気はそんな繊細な感じがするのではないでしょうか…!
第一話
裁判前、ジンジュとガオンがメイクしてもらうシーンが入っていました。
ガオン「これは必ずしないといけないんですか?」
イヤそうなガオンにメイク。
最高じゃないですか。
このシーン見たかったなぁ〜!
撮影だけはしてあったりしないかな⁉️
第二話
ガオンが本を返しに来るシーンで
「また夜来てもいいよ、キム判事なら」
というセリフが入っていました。
盗聴器の事がバレてる?とヒヤヒヤさせるためのセリフだと思うのですが、
誘っているとしか思えないヨハン。
第3話
・乳母さんが60代で、子供がいるという説明あり。
・ガオンが目覚める所に乳母が居合わせるシーンで、
「(シャツの中の包帯を見て)これは誰が?」
というガオンのセリフがありました。
てっきりお医者さんが来たんだと思ってたのですが、こういうセリフがあるという事は
ヨハンが手当した
ということなのでしょう。
お洋服を脱がせて裸にして包帯を巻いて上げたんですね~。
ふうん…。
ヨハンが手当てできると言う事は、そこまでの傷ではなかったのでしょうね。
すぐ歩けるようになってるし。
ふうん…。
・ヨハンがガオンの手当てをしてタトゥーを見つけた時。
「意外だな。そんなタイプじゃないと思ってたのに」
というセリフがあって笑いました。
一目ぼれしたガオンに勝手に清純なイメージを抱いてたってことなんですかね…フフ…。
そりゃ「年寄りですか?」と言われちゃうわけです。
「年寄りですか?」がやや攻撃的すぎるように感じたので、このセリフがあった方が納得ができました。
・ヨハンがガオンに携帯を渡すシーン
事故で故障した携帯を修理してあげた
という記述がありました。優しいヨハン…!
外に連絡できないように取り上げてあった?
ヤンデレ?と勘違いしててごめんなさい!
・後半、乳母さんがヨハンの過去を語るシーン。
父親の若い頃の幸せな結婚生活などのシーンがカットされていたようです。
尺的に仕方ないと思いますが、回想シーンはかなりカットされているみたいです。
・イサクの時計を盗んだ消防士を見つけたのはKという記述がありました。
ヨハンが貧民街を1つ1つ回って探しだしたの?と違和感を感じていたので、Kが手伝っていた事に納得です。
ヨハンの為に力を尽くすKに泣けてきます…!
シナリオ本ではないのですが、衣装監督のインタビュー記事によると
事故後外出できるまで、
ガオンはヨハンの服を借りていた
という設定だそうです。
引用元記事:
'악마판사' 지성X진영 법복에 담긴 의미?…의상 비하인드 : 네이트뉴스
衣装監督談
「テロ以降ヨハンの家にとどまる時、本人の服を持ってくることができない状況なのでヨハンの服を借りて着たと設定した。 ヨハンと似たようなムードの服を着、不慣れな所でだんだん慣れて邸宅の家族と一緒に溶け込む部分はヨハンと似た上履きで表現した。」
へえ…。
ちょっと尊い事実が目白押しすぎて、へえ…としか言葉が出て来なくなる3話でした。
俺色に染まれーー!!!
第4話
私が大好きな2人の着替えシーン。
映像だけでは分からない情報が満載だったので、要約してみます。
(ヨハンはコソ泥から取り返したイサクの時計を取り出した。しばらくためらったが、クローゼットの奥深くに秘めてきたイサクのコートも取り出してガオンの隣に置く。)
ガオン:
(一目見てとても高そうで負担に感じる)これはどうして?
ヨハン:
これから俺と同じ時間を生きないといけないから
(ガオンに渡したのと同じ腕時計をつける)
俺が着せてあげないといけないのか?
ガオン:
(赤面してカンヨハンを睨んで)
着ればいいんでしょう?
ヨハン:
(澄ました表情で指で時計を叩き催促)
ガオン:
はいはい。(ズボンを脱ごうとしたが困った表情で)
ところで、その…
ヨハン:
(苦笑して後ろを向く)別に…
ガオンは素早くズボンから着替えた後、シャツを脱ぐ
ヨハン:
傷はすっかり治ったな
ガオン:え?
(振り向くと、腕組みしたヨハンの前のタンスにも鏡があり、ガオンは顔をしかめる)
ツッコミどころ満載でどこから突っ込んでいいのか悩むのですが、上から順番に見ていきます。
まず、時計はコソ泥(消防士)から取り返したイサクの時計であり、コートもイサクのものだったという記述があります。
ヨハン…
イサクに似たガオンにイサクの恰好をさせたかった
んですね…。
ただ、実際の映像を見ると
↑3話で消防士から取り返した時計
↑4話でガオンに貸した時計
「消防士から取り返した時計」と「ガオンに貸した時計」は別の物でした。
いくらもともとイサクのものでも、10年も盗まれてた時計をガオンに貸すってちょっと微妙な設定だと思うのでここは変更されたのかもしれません。
(ガオンに渡したのと同じ腕時計をつける)という記述も検証すると
↑実際本編でヨハンがつけていたのは、ガオンに貸したのとは別のデザインの時計でした。
時計に関しては、スポンサーが入ってる事もあり全体的に調整が入ったのかもしれませんね。
同じデザインの時計をするっていう設定好きなんですけどね~!
白いコートがイサクのものだという設定は、多分生きだと思ってます。
ガオンの着替えを「澄ました表情で指で時計を叩き催促」するヨハン。
ガオンが目の前で着替えざるを得ないよう追い込む手腕に爆笑です。
そして「ヨハンの前のタンスにも鏡があり」ガオンがズボンとシャツを脱ぐ
一部始終を見ていたらしいヨハン
という衝撃のシーンになるのでした。
身の危険を感じて、着替えをためらってたガオンが大正解すぎて笑うほかありません…。
初見でこのシーンを見た時、「ガオンを狙うヴァンパイアみたい」と書いたのですが、何のことはない
普通にガオンを狙ってた悪魔でした。
覗いてた部分は、本編ではカットです。
さすがにチソンが覗きをするシーンはNGだったんでしょうかね…笑。
私はそんなヨハンも好きですけどね!
・聖堂の火事の話を聞き、ヨハンの傷を見せられたガオンが
思わず傷に手を伸ばそうとして止める
というシーンがありました。
(本編では見ているだけ)
↑スチールに、本編にはないガオンが手を伸ばすシーンがあったので疑問だったのですが、このシーンの事だったのですね。
撮影はしてあったのですが編集でカットされたのでしょうか。
なんとなくこのシーンは中途半端に感じたので、このカットもあった方が良かったような気がします。
また、ヨハンの十字架の傷は、
落ちてきた燃える十字架からイサクをかばってついた傷
という描写がありました。
ここめちゃめちゃ大事だと思うのですが、本編で何故十字架の傷がついたかの描写ってありましたっけ…?
ずっと疑問のまま見ていた私です。
この描写はないといけなかった気がするけど…。
この辺りも、ヨハン=キリストのイメージで描かれてるのでしょうか。
本日はここまでです。
少しずつ読んでますので、読み進めたらまた追記します!