チソン「ロイヤルファミリー」12話のあらすじ、翻訳、感想

ヨムジョンア＆チソンの韓国ドラマ「ロイヤルファミリー」

#12から、チソン演じるジフンの気になったセリフを訳してみました。

インスクの言葉を思い出し、涙するジフン

넌 지금 잠시 사막에 추락한 비행사야.
あなたは今、少しの間だけ砂漠に墜落した飛行士なの
걱정마. 내가 항상 따르러 갈대니.
心配しないで　私がいつも追って行くから
너의 결백을 믿는다.
貴方の潔白を信じてる
지훈아,힘내려.
ジフナ、元気を出して

そしてジフンは、恩人であるカン弁護士を訪れ…

殺人容疑をかけられた時なぜ助けてくれたのか？と聞いたジフンに

カン弁護士はこう答えます。

カン弁護士：

믿고 보면 보이는 것들
信じて見れば見えるものも
믿지 않고 보면 보이지 않는 것들.
信じなければ見えないものだ。

김 여사가 어디서 그 곰두리 없으면
キム女史がどこかで、このぬいぐるみがないと
네가 잠을 못했던 이야기를 들어야 이더라.
君が眠れないという話を聞いたんだよ。
세상이 어떤 고하가
世間がどう言っても、
엄마 대신 곰두리를 사망자니　덮치고　걘냐곤.
お母さんの代わりのぬいぐるみを死亡者にかぶせるのはおかしいと。

「법과 윤리의 책」에 이런 말이 있제.
「法と倫理の本」にこんな話があったよ。
『사람이 살인을 하는 동기는 535까지
『人が殺人をする動機は535種類。
그럼 그 동기을 뒤집어 엎을 수 있는
そしてその動悸を覆せる
1까지 저울질한 이유만 있어도
秤にかける理由が1つでもあったら
무죄를 전제로 다시 시작해 한다.』
無罪を前提にまた捜査を始めなければいけない。』

김인숙씨가 나를 움직였다.
キムインスクさんが私を動かした。

너에 대한 절대적인 믿음과 확신.
お前に対する絶対的な信頼と確信。

ジフン：

절대적인 믿음과…확신….
絶対的な信頼と…確信…

そしてジフンは心に誓うのでした。

그래 당신하고 나 사이에 있는 진실.
そう、貴女と私の間にある真実。
그리고 당신의　무죄로밖에 없는 증거
そして貴女が無実でしかない証拠。
그것을 내 손으로 꼭 찾아야 겠어.
それを俺の手で必ず探さなければ。

立ち止まっていたジフンが決意する12話

ジフンの葛藤と決意を描いた静かで心に染み入る回。

チソンの繊細な演技が切なくも美しく、見入ってしまうシーンが多いです。

回数を重ねるほど、こういう何気ない回のジフンが光っていると感じられるのがこのドラマの魅力かもしれません。

インスク＝キム・マリと知り、彼女がジョニーを殺したのではという疑惑に悩むジフン。
 

どんな困難も強気に乗り越えてきたジフンが、作中で初めて見せた涙…。

それは、愛する人への疑惑の前に、前にも後ろにも進めなくなってしまった苦しさゆえのものでした。

あまりに美しい苦悩の表情に心奪われてしまいます…。

（チソンの悩んでるお顔大好物の私）

美しい額に寄せられた美しい皺がたまりません…！！

自分が容疑者だった時、無実を信じて救ってくれたインスク。

自分はインスクを信じることができるのか？

答えを求めようと、ジフンはインスクと共に救ってくれたカン弁護士を訪ねます。

김 여사가 어디서 그 곰두리 없으면
キム女史がどこかで、このぬいぐるみがないと
네가 잠을 못했던 이야기를 들어야 이더라.
君が眠れないという話を聞いたんだよ。

 このエピソードは字幕で省略されていたのですが、大事な部分なので略さないでほしかったなと思いました。

ぬいぐるみがないと眠れないちびジフン…！

その話を聞いたら、ジフンが無実だと信じるのも納得ができます。

믿고 보면 보이는 것들
信じて見れば見えるものも
믿지 않고 보면 보이지 않는 것들.
信じなければ見えないものだ。

 いい言葉です…。

그래 당신하고 나 사이에 있는 진실.
そう、貴女と私の間にある真実。
그리고 당신의　무죄로밖에 없는 증거
そして貴女が無実でしかない証拠。
그것을 내 손으로 꼭 찾아야 겠어.
それを俺の手で必ず探さなければ。

 ジフンの無実を信じて救ってくれたインスク。

インスクがいなければ、今のジフンはいなかった…。

だからジフンは、自分もインスクの無実を信じ、その証拠を見つけようと決意するのでした。

 美しいOSTが胸を打つ大好きなシーンです。

ジフンはJKでは異常な生活を送っていますが、私生活では恩師や友人に恵まれ豊かな青春を送っているなぁと感じました。

その青春も、道を外れかけていたジフンを救ってくれたインスクが与えてくれたものなのです。（もちろんジフンの努力もありますが）

例え彼女が悪女であれ、有罪であれ…やはりインスクはジフンの恩人であり、人生そのものを与えてくれた人なのだと思いました。

ジフンがそんな彼女を信じようと決意したのも納得がいきます。

これで終われば良かったのですが…この後も、次から次へと明らかになる事実がジフンの心を揺さぶり続けるのですね…。

インスクが通ると自然と目で追ってしまうジフン。

目で追うのが無意識の習慣になってしまっているのでしょう。

ああ～～～ッ、切ない～～～！！！

無意識に目で追っていた事に気づき、ハッとするジフン。

切なすぎるよおおおお

そしてそれを目の前で見せられるヒョンジン。

インスクの攻撃的な所を見たとヒョンジンが言うと、必死にインスクを庇うジフンがまたまた健気すぎます。

どこまでもインスク命のジフンに、ヒョンジンが「私たちの関係が虚しい」と言いたくなるのも分かりますね。

それでも、事あるごとにインスクの為にヒョンジンに無理な頼みごとをするジフンなのです…。