チソン「ロイヤルファミリー」7話のあらすじ、翻訳、感想
ヨムジョンア&チソンの韓国ドラマ「ロイヤルファミリー」
#7から、チソン演じるジフンの気になったセリフを訳してみました。
ディラン(ブランド)誘致の会議をしているジフン、インスク、ヒョンジン
ジフン→インスク→ヒョンジンの順番に居眠りしてしまい、残り二人によって絡み合う恋心の本音が語られます。
1つのシーンで色々な角度からのセリフが聞けて面白い構成ですが、内容はすれ違いで切ないです。
まずはジフンが居眠りしてしまい、ヒョンジンとインスクの会話。
ヒョンジン:
사람을 믿어 본 적이 있어요?
人を信じたことはある?
「JKの中に家族のような人ができたけど信じるのが怖い」と言うヒョンジンに、ジフンは信頼できる人だと話すインスク。
次にインスクが居眠り。
インスクの寝顔を愛しそうに見つめるジフン。
そんなジフンにヒョンジンは…
ヒョンジン:
나도 희망이 있는 걸까?
私にも希望はあるかしら?
ジフン:
은~ 가망이 없을걸?
うーん、見込みがないかな?
ヒョンジン:
그래? 가망 없는 걸까?
そう?見込みがないの?
ジフン:
없지 없을까?
ない事はないかな?
え…何、その気を持たせるような言い方。そしてその笑顔。
ヒョンジン喜んじゃってるし。
ジフン、何のつもり…?
と思わせておきながら、ヒョンジンが居眠りしてしまうと…
インスク:
횬진 아가씨한테 좋해.
ヒョンジンお嬢さんに良くしてあげて。
이 집 사람도 더 그렇게지만 아가씨는 많이 외로울 거야.
この家の人はみんなそうだけど、お嬢さんはとても淋しいのよ。
ジフン:
나에게 너무 많은걸 말하지마.
俺にそんなに多くの事を頼まないで。
나는 열 여자한테 신경은 없서
俺は沢山の女には気を配れない。
と言うのです。
実はジフンの言葉を聞いていたヒョンジン…。
ジフンは一体どういうつもりなのか???
6話からヒョンジンに「ハン・ジフン利用券」をプレゼントしたり、「嫁に来る?」なんて冗談を言ったりと、必要以上に優しくしているように見えるジフン。
ただのド天然罪深男???と思いきや、この場面でジフンの本心が分かった気がします。
ジフン:
없지 없을까?
ない事はないかな?
その気はないのに 気を持たせるようなこのセリフ!笑顔!
これは間違いなく有罪ですよ?
ちなみに字幕は「多分ね」(多分見込みがない)となっており、ジフンの罪が隠蔽されていましたw
断られたヒョンジンが喜んでる事になっており、ちょっと辻褄があってないです。
おそらくジフンは…インスクを助けてくれるキーパーソンであるヒョンジンに、期待を持たせて繋ぎとめておこうとしたのでしょうか。
色恋営業ですか?
ヒョンジンも決して純情なわけではないJKの女性なのでどっちもどっちですが…。
愛する女性の為に、利用価値のある女性をつなぎとめておこうとするジフン。
罪深いです。
でも、インスクの為にそこまでしてしまうジフンがやっぱり好きなのです。
JKは怖い所だなぁ…。
よりによってインスクに「他の女性に優しくして」と言われてしまったジフンの表情が切ないです。
나는 열 여자한테 신경은 없서
俺は沢山の女には気を配れない。
字幕は「何人も面倒は見られない」となっていましたが、「女」とした方が、ジフンが言いたい事は恋愛の事なんだとハッキリ分かります。
インスクもジフンに好意を抱いているようなのに、一体どういうつもりでこんな言葉をかけたのでしょうか…。
ジフンは自分から離れ、同年代の女性と恋すべきと思ったのか…。
はたまた、ヒョンジンを味方につける為なのか…。
本当にヒョンジンを思っての事なのか…。
その全てなのか…。
インスクという女性の深層があまりにも複雑な為、それは私にも分かりかねています。